ハワイアン・サステナブルシーフード
    イベント@マリオット東京

    big-fish

     

    東京マリオットホテルにて8月3日(金)~5日(日)の3日間限定で開催された、ハワイ・スペシャルディナーイベントについてご紹介いたします。

    ハワイでは海の自然の恵みが文化の中心にあり、それに感謝する人々により適切に管理され、本来の姿を残しています。そんな豊かな海に魅了され日本からも毎年多くの人がハワイを訪れているのは皆さんもご存知の通りです。

    東京マリオットホテルで開かれた今回のイベントは、有名シェフによる美味しいハワイアンディナーと優雅なフラダンスが堪能できるだけでなく、海洋環境への敬意と責任を広め推奨して行こうという趣旨のもの。

    ハワイの人々の心に根付く、「海を大切にし次の世代にその恵を受継ぐ」という思いをこのイベントを通して伝えるべく、国際環境NGOのザ・ネイチャー・コンサーバンシー、ハワイ・ホノルルに拠点を置く水産会社NorPac、日本で持続可能な水産物に関する取り組みを進めるセイラーズフォーザシー、そして私たちシーフードレガシーが協働でイベント特設ウェブサイトを開設、ハワイの漁業に関するビデオや当日提供された水産物の持続可能性やトレーサビリティに関する情報を発信しました。

    イベント特設ウェブサイトはこちら>>>

    http://norpactokyo.com/NorpacTokyo/index.html

    イベント初日。会場ではまず初めに、自然や海の恵みに対して感謝するハワイの文化についてのビデオが上映されました。

    その後にはカウアイ島のカウアイ・マリオットリゾートの総料理長、ガイ・ヒガ氏が腕をふるった料理と共に、ハワイアン・フラダンスが披露され、会場を盛り上げました。メニューには特設サイトへのQRコードが記載され、イベントを訪れたお客様と、自然に優しい方法で漁獲され、日本に届けられた水産物の情報を共有する仕組みを作りました。

    カウアイシュリンプのコリアンダーバターソテー紅生姜を添えて
    メニューのデザインにはQRコードが組み込まれ、提供される魚の情報を得ることができる

    このイベントで使われたシーフードは全て、こだわりをもって漁獲されハワイから直送されたものばかりです。このイベントにシーフードを提供したNorpac Fisheries Export社のスコット・フレイザー氏にそのこだわりや思いについてお伺いしました。

    Norpacの水産物とは?

    ノーパックではAccountability (説明責任)、 Responsibility(責任)、 Traceability(追跡可能性)、Sustainability(持続可能性)の観点より選ばれた魚を取り扱っています。

    今回のイベントに届けられた魚には、次の写真の様な形で商品にQRコードがついており、スキャンすることにより魚種は勿論、採られた日時、場所、漁法、重さなどを確認することができます。これらの魚は、海の恵みを将来世代にも残していくという責任をもって漁業を行うハワイの人々の考え方を象徴しています。QRコードなどを使ってトレーサビリティを確立し、この魚が間違いなくハワイから来たものであることを証明することは、お客様の信頼や期待を万が一にも裏切らないための大切な働きかけです。またこのトレーサビリティの確立は、海洋環境保護や資源管理の観点からは、違法漁業や奴隷労働などの問題に関与する商品がサプライチェーン上で混ざって流通されてしまわないことを保証する、効果的な手段でもあります。

    ハワイでポピュラーな魚、アカマンボウ(通称:オパ)。ラベルにはQRコードや追跡番号が記載されており、漁獲からのサプライチェーンをたどることができる。
    ラベル詳細:追跡情報の他、一般名や学識名、産地などの情報も記載されている。
    今回のイベントで使われた水産物も、こうした取り組みの下漁獲された水産物ばかり。イベント特設サイトでは、当日提供された水産物に関する情報も紹介。>>> “Taste of Hawaii“トレーサビリティ

    イベント会場は満席で、参加者たちは未来世代にも繋がる形で、ハワイの自然の恵みを楽しみました。

    2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、今後さらに増えていくとされる来日観光客。世界中からの人々が訪れ、滞在するホテルはまさに日本のイメージそのものになり得ます。今回のマリオット東京のイベントの様に、日本にあるたくさんのホテルがサステナブルシーフード・イベントを開催したり、サステナブル調達を強化する事で、日本の水産市場、漁業、そして魚食文化が豊かな状態で次世代に継がれる機運を高めていく事を願っています。