東京サステナブルシーフード
    シンポジウム2018
    〜開催報告7〜

    big-fish

     

    C-2: 「多様に広がるサステナブル・シーフード・イニシアティブ」

    セイラーズフォーザシー日本支局 理事長 井植 美奈子 氏

    「Blue Seafood Guideは日本唯一の水産物レーティングプログラムです。資源状況が好ましくないものを食べてはいけない、とするのではなく、より環境に優しい選択をすることで負担なく水産資源を次世代に残していくことを目的としています。」

    Seafood Watch シニア・プログラム・マネージャー ライアン・ビゲロウ 氏

    「認証水産物は世界中の20%の漁業をカバーするまでに成長しました。レーティングは残りの80%の漁業に関する情報を企業や消費者に提供します。欧米ではサステナビリティーは市場の基本要件として多くの企業がNGOなどの専門組織とパートナーシップを結んでいます。」

    Sustainable Fisheries Partnership(SFP) グローバル・ツナ・ディレクター トム・ピケレル 氏

    「企業が資源状況が好ましくない漁業から調達していることが判明しても、調達を直ちに中止しましょう、とはアドバイスしません。企業は購買力とこれまでの関係性を生かし、FIPやAIPを通して漁業(養殖業)の改善を支援することができるからです。」

    ノーパック・フィッシャリーズ・エクスポート社 代表取締役 トーマス・ジェームス・クラフト 氏

    「水産業の持続可能性は環境だけでなく社会面にも大きく影響します。企業が持続可能性に関する取り組みを開始するにあたり重要なのは、現場でどのようなことが起こっているかを理解することです。私たちは電子トレーサビリティを導入することで、持続可能な漁業を行う生産者のストーリーを顧客に伝えることでサプライヤーとしてマーケットでの需要を勝ち得てきました。」