シーフードレガシーとは
いまの日本にはこれから先の社会をどうしていくのか、
もっと先の未来に、どうすれば十分な自然資源を手渡していけるかを考える
未来視点の発想が必要です。
私たちシーフードレガシーは、
地域社会、水産経済、海洋生態系の繋がりを象徴する水産物(シーフード)を
豊かな状態で次世代に引き継いでいく(レガシー)ことをパーパスに、
サステナブル・シーフード・コンサルティングを提供する
ソーシャル・ベンチャーです。
水産関連企業にはサステナブル・シーフード調達の実現を、
NGOには水産にまつわる関連活動のサポートを、
CSRに取り組む企業には企画力や発信力をーー。
多様なステークホルダーが協働する非競争連携プラットフォームの運営を通じ、
最新の国際基準に沿った地域解決をデザインします。
トップメッセージ
信条
01. 未来世代への責任
私たちの第一の責任は、環境・経済・社会の繋がりを返す未来世代に対するものです。海は人類共有の財産であり、未来世代からの借物です。未来世代が豊かな海の恩恵を受けられる社会を描き、そこからのバックキャストにより、私達の活動は計画されます。未来世代に恥じない高い倫理観と高潔性の元に、公正かつ道義にかなった判断と行動を徹底します。
02. パートナーへの責任
私たちの第二の責任は、政府・企業・NGO・財団など、未来世代への社会的責任を本気で全うしようとするパートナー組織に対するものです。パートナー組織の潜在ニーズを正確に把握し、連動する革新的分野に積極的に参入し、多面的・複眼的視野を持って国際基準の地域解決をデザインすることで、「顧客満足」を超える「顧客感動」を提供します。
03. スタッフへの責任
私たちの第三の責任は、共有する目標の達成に向け切磋琢磨・協力し合うスタッフに対するものです。個人やチームが目標達成や成長に面白さや喜びを見出し、朗らかな気持ちで自発的に働き、お互いを支え合いそれぞれの強みを磨き高められる組織運営を行います。スタッフが家族に対する責任を十分に果たせるよう、安心して仕事に従事できる環境を整えます。
チーム
ビジョンとセオリーオブチェンジ
SEAFOOD LEGACY 2030 JAPAN VISION
SDGs達成目標年である2030年。
シーフードレガシーが描くのは、
日本の水産業の持続的成長産業化を通じ、
海に関わる全ての人が笑顔に包まれ、
未来に希望の明かりが灯る世界。
SDGs達成目標年である2030年、
日本の新たなアイデンティティを世界に。
1 水産市場先進国
国内流通される水産物の75%以上が、
環境持続性と社会的責任が担保されている
あるいはそれに向けた改善がなされている
水産市場先進国に
2 水産生産先進国
国内生産される水産物の75%以上が、
環境持続性と社会的責任が担保されている
あるいはそれに向けた改善がなされている
水産生産先進国に
3 国際連携先進国
公海や高度回遊魚における資源管理の国際的枠組みで
持続可能性を追求する連携のリーダーシップを発揮する
国際連携先進国に
SEAFOOD LEGACY THEORY OF CHANGE
日本に本社を構える複数の国際水産企業が協働して海洋に関する環境持続性や社会的責任を追求していく、そのイニシアチブが発揮される環境を国内で整えることが大切だと、シーフードレガシーは考えます。
そのために水産企業にだけでなく、大手小売や飲食チェーン企業に対しては水産物のサステナブル調達を実現するための支援を、また投資機関・銀行に対してはいま関心が高まりつつある海洋におけるESGファイナンスに関する支援を行います。さらに、それぞれのセクター間をつなぐ、非競争連携プラットフォームの設計・運営を継続します。
業界とサステナブルシーフード・ムーブメントの両輪をなす行政の活性化も欠かせません。シーフードレガシーの複数のメンバーは、関連する複数の政府委員会で専門委員を務め、漁業法の改正や水産物流通適正化法の成立に携わり、持続性を追求する水産政策の審議や調整に貢献しています。同時に、国内外の専門NGO、シンクタンク、財団などと連携し、世界各地から情報を収集して、未来志向の水産政策を加速させるべく提言を続けます。
業界や行政のイニシアチブを紡いでムーブメントに編み込み、ムーブメントの発展を可視化し、多くのステークホルダーが積極的に参加する仕組みをつくることも、シーフードレガシーが重きを置いている活動の一つです。私たちは、サステナブル・シーフードに特化したイベントとしてアジア最大級に成長した「東京サステナブルシーフード・サミット(TSSS)」を毎秋主催し、サステナブル・シーフードの未来をつくる海のイノベーターたちを紹介するオンラインメディア「Seafood Legagcy Times」を運営しています。
水産業における環境持続性や社会的責任の追求は、日本でも、いや、どこよりも海と密接に関わってきた日本だからこそ、達成を皆で祝い合える日を迎えることができると、私たちは確信しています。
ソーシャルエンタプライズである当社は、未来世代に対しての責任を本気で果たそうとするパートナー組織を全力でサポートし、多くの海外事例に学びつつ日本に適した解決策を共に形づくることで、持続する豊かな海の実現に貢献して参ります。
会社概要
会社名 | 株式会社シーフードレガシー (Seafood Legacy Co., Ltd.) |
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設立 | 2015年7月7日 |
所在地 | 〒104-0061 東京都中央区銀座8-14-9 デュープレックス銀座タワー8/14 201 |
メール | info@seafoodlegacy.com |
代表取締役社長 | 花岡 和佳男 |
事業内容 | サステナブル・シーフードに関するコンサルティング事業 |