(終了)連続Web講座第2回「ツールを使って改善する」
第2回目の連続Web講座「水産編: サステナビリティの実践と企業ブランディング」のテーマは「ツールを使って改善する。」
今回は、前回の持続可能な調達を始める上での基礎理解を踏まえて、実際に認証やレーティングなどのツールを使ってどのように調達を改善していくかを学びます。
開催概要
開催日時: | 2020 年8 月 27 日(木) 13:00~15:00(入室 12:50~) |
参加対象: | 水産企業・団体、流通販売企業、研究機関など |
会議形式: | ZOOM によるオンラインセミナー |
お申し込み: | お手数ですが、 sfl_seminar1@seafoodlegacy.comまで下記を記入の上、8月26日(水)までにお申し込みください。
追って ZOOM の会議アドレス、パスワードをご案内いたします。なお、ご参加にはパソコンないしはスマートフォンが必要となります。 |
プログラム
12:50~13:00 | ウェビナー会場入室開始 |
13:00~13:30 | 「持続可能性を判断するための科学的情報(入門編)」
小池 春子(シーフードレガシー 漁業・科学部) |
13:30~14:00 |
「水産物レーティングツールと企業の調達(仮)」
Ryan Bigelow(モントレー水族館 Seafood Watch シニアプログラムマネジャー) |
14:00~14:15 | 質疑応答 |
14:15~14:20 |
休憩 |
14:20~15:00 | ワークショップ:調達改善のためのツールの使い方と環境製品の位置付け
山内 愛子(シーフードレガシー 上席主任 ) |
*敬称略
*プログラム名は変更の可能性がございます。
講師プロフィール
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ライアン・ビゲロ Seafood Watch シニアプログラムマネージャー 水産物のサステナビリティを格付けにより評価しているシーフード・ウォッチ(Seafood Watch)のシニアプログラムマネージャー。一般人に向けた活動や、ビジネス、科学、政策戦略の拡大など全プログラムをリーダーシップチームの一員として取りまとめる。また、プログラムエンゲージメントチームが行う、ソーシャルメディア、イベント、専門プラットフォーム、オンラインコンテンツ、消費者ガイド、ニュースレター、(Seafood Watchへの参加・普及活動を行う)保全パートナーシッププログラムの監督も行う。コンサベーション・アライアンス・フォー・シーフード・ソリューション(Conservation Alliance for Seafood Solution, CASS)、グローバル・シーフード・レーティング・アライアンス(Global Seafood Ratings Alliance, GSRA)など持続可能な水産物の普及のために様々な分野・地域で協力しているNGOコミュニティにおいてシーフード・ウォッチの代表として活動している。 米モントレーベイ水族館勤務前は、愛知万博期間中、愛知県庁、豊橋市役所の通訳・翻訳者として日本に駐在。ミドルベリー国際大学院モントレー校の国際環境政治学修士。
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小池 春子 Ph.D 株式会社シーフードレガシー 漁業・科学部 ハワイ大学にて博士号取得のため、セーシェルのナマコ漁の資源評価を行う。また、同時に並行して、パラオ、コロンビアなどのサンゴ礁魚の資源評価や、ハワイ州の伝統的漁業を守るための資源管理区画確立のため、国際NGOのTNCやCIなどと協力して資源の利用率の調査なども行う。海洋生物学の博士号を取得した後は、ハワイ州政府にてバイオメトリシャンとして水産資源管理とサンゴ礁のバイオモニタリングのデータ収集、分析を担う。また在職中西太平洋漁業評議会の生態系プランチームの一員に任命され、生態系観点からの資源評価方法の模索に参加する。現在、シーフードレガシーの漁業改善部にてFIP/AIPの開発に取り組み、日本独自の漁業システムに合った持続的資源管理方法を模索している。
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山内 愛子 Ph.D 株式会社シーフードレガシー 上席主任 東京出身。日本の沿岸漁業における資源管理型漁業や共同経営事例などを研究した後、WWFジャパン自然保護室に水産オフィサーとして入局。持続可能な漁業・水産物の推進をテーマに国内外の行政機関や研究者、企業関係者といったステークホルダーと協働のもと水産資源および海洋保全活動を展開。WWFジャパンによるチリ、インドネシア、中国での現地オフィスとの海洋保全連携プロジェクトも担当したのち、2019年にシーフードレガシーに入社。漁業科学部、企画営業部の戦略策定と実施を担当。国内NGO等の連携である「IUU漁業対策フォーラム」のコーディネーターを務める。
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