(終了)連続Web講座第1回「持続可能な水産物の調達を知る」

2020.07.29
第1回目の連続Web講座「水産編: サステナビリティの実践と企業ブランディング」のテーマは「持続可能な水産物の調達を知る。」

最近の海洋保全の現状やSDGs14に関連する課題についてゲストスピーカーより講演をいただいた後、海洋保全の課題解決に貢献するような水産物調達の改善の実践に向けて、海外の事例紹介も含め、必要となる要素を学ぶためのワークショップを開催いたします。

開催概要

開催日時: 2020 年8 月 6 日(木) 15:30~17:30(入室 15:15~)
参加対象: 水産企業・団体、流通販売企業、研究機関など
会議形式: ZOOM によるオンラインセミナー
お申し込み:

お手数ですが、 sfl_seminar1@seafoodlegacy.comまで下記を記入の上、8月5日(水)までにお申し込みください。

  • ご所属先名

  • 部署名

  • ご出席者名および人数

  • ご連絡先 (メールアドレスまたはお電話番号) 

  • (どちらかを明記してください)全5回への参加 / 単発での受講

追って ZOOM の会議アドレス、パスワードをご案内いたします。なお、ご参加にはパソコンないしはスマートフォンが必要となります。

プログラム

15:15~15:30 ウェビナー会場入室開始
15:30~15:35

開会の挨拶

花岡 和佳男(シーフードレガシー CEO)

15:35~15:40

連続Web講座の趣旨

山内 愛子(シーフードレガシー 上席主任)

15:40~16:00

「世界の海洋保全と日本社会の意識」

沖 恵梨(パッカード財団 環境保全科学部門日本アドバイザー)

16:00~16:30

「海洋保全の現状とSDGs14」

清野 聡子(九州大学大学院工学研究院 環境社会部門 准教授)

16:30~16:35 休憩
16:35~17:00

「水産物調達改善の教訓-米国ホールフーズの事例から-」

Dick Jones (Blue Ocean Mariculture CEO)

17:00-17:25

実践:水産物調達改善を検討する

山内 愛子(シーフードレガシー 上席主任 )

17:25-17:30

次回のお知らせと閉会

山内 愛子(シーフードレガシー 上席主任)

*敬称略
*プログラム名は変更の可能性がございます。

講師プロフィール

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沖恵梨 
パッカード財団 環境保全科学部門日本アドバイザー


パッカード財団ならびにウォルトンファミリー財団の水産物市場戦略におけるアドバイザー。前職は三井物産株式会社にてプロジェクトファイナンス業務に従事。民間・公益セクターでの経験を活かし海洋保全に関心ある海外財団群の日本戦略策定とその展開支援を行う。
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清野聡子 
九州大学大学院工学研究院 環境社会部門 准教授


海岸・沿岸・流域環境保全学、水生生物学、生態工学。
特に、海岸や漁場の開発と保全の調整・合意形成、海洋保護区など社会システムの研究と実践に取り組んでいる。
希少生物生息地の保全や再生、地域住民や市民の沿岸管理への参加、水関係の環境計画や法制度、
地域の知恵や科学を活かした保護区、持続可能な水産業を研究。
東京大学農学部水産学科卒業、東京大学大学院農学系研究科水産学専攻修士課程修了。博士(工学)。
東京大学大学院総合文化研究科助手、助教を経て2010年より現職。
土木学会企画委員会副幹事長、日本水産学会水産環境保全委員会委員、日本カブトガニを守る会会長等。
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ディック・ジョーンズ
ブルー・オーシャン・マリカルチャー(Blue Ocean Mariculture)CEO


海への情熱は幼い頃から始まり、1986年にはボストンフィッシュピアにある家族が経営する水産加工業に従事。ホールフーズ・マーケットとHEBグローサリーでの14年間に及ぶ水産業務の監督を始め、多様な職務を経験。過去12年間は非営利セクターのリーダーとして、業界、政府、開発機関による世界中の漁業や養殖業の改善を支援する。世界の水産物サプライチェーン全体の管理責任を推進し、社会的、経済的、環境的責任を継続的に改善することを目的とした、北米を代表する水産企業のグループであるシーパクト(Sea Pact)の共同設立者。また、アフリカとASEAN諸国における小規模養殖業の業績向上を使命とする非営利団体シンクアクア(ThinkAqua)の創立理事。カリフォルニア・サーモン・カウンシル(California Salmon Council)、ザ・コンサベーション・アライアンス・フォー・シーフード・ソリューションズ(the Conservation Alliance for Seafood Solutions)、世界資源研究所、フェアトレードUSA(Fair Trade USA)、オーシャン・アウトカムズ(Ocean Outcomes)のディレクターやアドバイザーを歴任。現在は世界養殖連盟(Global Aquaculture Alliance)の雑誌”Advocate”の編集顧問も務める。
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花岡 和佳男
株式会社シーフードレガシー 代表取締役社長


フロリダの大学にて海洋環境学及び海洋生物学を専攻。卒業後、モルディブ及びマレーシアにて海洋環境保全事業に従事し、2007年より国際環境 NGOで海洋生態系担当シニア・キャンペナーとしてジャパン・サステナブル・シーフード・プロジェクトを立ち上げ引率。独立後、2015年7月に東京で株式会社シーフードレガシーを設立しCEOに就任。国内外のビジネス・NGO・行政・政治・アカデミア・メディア等多様なステークホルダーを繋ぎ、日本の環境に適った国際基準な地域解決のデザインに取り組んでいる。
  • 内閣府 規制改革推進会議 農林水産WG 専門委員

  • 水産庁 漁獲証明制度に関する検討会 委員

  • 水産庁 太平洋広域漁業調整委員会 委員

  • GSSI (Global Sustainable Seafood Initiative) 運営理事

  • 2019年 SeaWeb Seafood Champion リーダーシップ部門 受賞

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山内 愛子
株式会社シーフードレガシー 上席主任


東京出身。日本の沿岸漁業における資源管理型漁業や共同経営事例などを研究した後、WWFジャパン自然保護室に水産オフィサーとして入局。持続可能な漁業・水産物の推進をテーマに国内外の行政機関や研究者、企業関係者といったステークホルダーと協働のもと水産資源および海洋保全活動を展開。WWFジャパンによるチリ、インドネシア、中国での現地オフィスとの海洋保全連携プロジェクトも担当したのち、2019年にシーフードレガシーに入社。漁業科学部、企画営業部の戦略策定と実施を担当。国内NGO等の連携である「IUU漁業対策フォーラム」のコーディネーターを務める。
  • 水産政策審議会資源管理分科会特別委員

  • 水産研究・教育機構SH”U”Nプロジェクト外部レビュー委員

  • 岩手大学農学部 非常勤講師

  • 法政大学大学院 公共政策研究科 兼任講師

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