パーパスとビジョン

パーパス

持続する豊かな海を目指して
DESIGNING SEAFOOD SUSTAINABILITY IN JAPAN, TOGETHER

シーフードレガシーは、海洋生態系・水産経済・地域社会の繋がりを象徴する水産物(シーフード)を豊かな状態で未来世代に継いでいく(レガシー)ことをパーパスに掲げています。




当社のロゴは、企業とNGOを中心とする国内外の多様なステークホルダーが社会課題と当事者意識を共有し、輪(和)を生み重なりあって、自然・経済・社会の繋がりを持続させる解決策を共に生み出していく形をイメージしています。

2030 VISION

シーフードレガシーが描くのは、日本の水産業の持続的成長産業化を通じ、海に関わるすべての人が笑顔と活気に包まれ、未来に希望の明かりが灯る世界です。

SDGs達成目標年である2030年、日本の新たなアイデンティティを世界に。

1. 水産市場先進国

世界有数の水産市場国である日本で流通される水産物の75%以上が、環境持続性と社会的責任が担保されている、あるいはそれに向けた改善がなされている、水産市場先進国に。

2. 水産生産先進国

国内生産される水産物の75%以上が、環境持続性と社会的責任が担保されている、あるいはそれに向けた改善がなされている、水産生産先進国に。

3. 国際連携先進国

公海や高度回遊魚における資源管理の国際的枠組みで、持続可能性を追求する連携を先導する、国際連携先進国に。

THEORY OF CHANGE

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生命力溢れる海が身近にあり、海に関わるすべての人が笑顔と活気に包まれ、未来に希望の明かりが灯る世界を実現させる。その第一の要は、世界有数の水産市場である日本の持つバイイングパワーにあると、私たちは考えます。

国内の大手末端流通企業によるサステナブル&レスポンシブル・シーフードの需要が増えることで、日本に本社を構える複数の国際水産企業が協働し、国内外のサプライチェーンにおける環境持続性や社会的責任を追求する体制が整ってゆく – この実現への伴奏が、シーフードレガシーの1つ目の事業領域「マーケット・トランスフォーメーション」です。

そして、水産業界へのESG投融資の規模拡大が強力な後押しとなり、環境持続性や社会的責任を追求するフロントランナー企業が増え、取り組みが進み、水産ビジネスモデルの改革が加速してゆく – この実現への基盤整備が、私たちの2つ目の事業領域「ファイナンス・エンゲージメント」です。

さらに、その改革の流れが政府や国際機関による規制改革・政策実施によって主流化され、次世代への責任を果たす正規の事業者が正当に評価される社会が構築される – これへの参画が、私たちの3つ目の活動領域「ポリシー・リフォーム」です。

水産事業、投融資、管理の各分野で生まれる複数のイニシアチブを紡いでムーブメントに編み込み、その発展や連動性を可視化してより多くのステークホルダーが積極的に参加する仕組みをつくることも、シーフードレガシーの主要事業領域の一つです。私たちは、サステナブル&レスポンシブル・シーフードに特化したイベントとしてアジア最大級に成長した「東京サステナブルシーフード・サミット(TSSS)」を年次開催し、サステナブル・シーフードの未来をつくる海のイノベーターたちを紹介するオウンドメディア「シーフードレガシー・タイムズ」を運営しています。

水産業における環境持続性や社会的責任の追求は、日本でも、いや、どこよりも海と密接に関わってきた日本だからこそ、達成をステークホルダーの皆様と共に祝い合える日を迎えることができると、私たちは強く信じています。

ソーシャル・ベンチャーである当社は、未来世代に対しての責任を本気で果たそうとする多様なステークホルダーを全力でサポートし、多くの海外事例に学びつつ日本に適した解決策を共に形づくることで、持続する豊かな海の実現に貢献して参ります。

信条

01. 未来世代への責任

私たちの第一の責任は、環境・経済・社会の繋がりを返す未来世代に対するものです。海は人類共有の財産であり、未来世代からの借物です。未来世代が豊かな海の恩恵を受けられる社会を描き、そこからのバックキャストにより、私達の活動は計画されます。未来世代に恥じない高い倫理観と高潔性の元に、公正かつ道義にかなった判断と行動を徹底します。

02. パートナーへの責任

私たちの第二の責任は、企業・金融機関・政府・NGO・財団など、未来世代への社会的責任を本気で全うしようとするパートナー組織に対するものです。パートナー組織の潜在ニーズを正確に把握し、連動する革新的分野に積極的に参入し、多面的・複眼的視野を持って国際基準の地域解決をデザインします。

03. スタッフへの責任

私たちの第三の責任は、共有する目標の達成に向け切磋琢磨・協力し合うスタッフに対するものです。個人やチームが目標達成や成長に面白さや喜びを見出し、朗らかな気持ちで自発的に働き、互いを支えそれぞれの強みを磨き高められる組織運営を行います。スタッフが家族や社会に対する責任を十分に果たせるよう、安心して仕事に従事できる環境を整えます。
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