株式会社シーフードレガシー 創立者/代表取締役CEO
花岡 和佳男
フロリダ工科大学で海洋環境学および海洋生物学を専攻した後、モルディブとマレーシアにおいて海洋環境保全事業に従事、2007年からは国際環境NGO日本支部にて、サステナブルシーフード・プロジェクトを推進した。2015年7月には独立し、株式会社シーフードレガシーを創立、CEOに就任。環境持続性および社会的責任が追求された水産物を日本を中心としたアジア全域において主流化させるためのシステムシフトを牽引している。
先見性のあるビジョンと国内外の水産業界、金融機関、政府、NGO、アカデミア、メディアなど、多様なステークホルダーをつなぐ、その卓越したリーダーシップにより、アジアの水産業界における革新的なリーダーとして注目されている。
・世界経済フォーラム Friends of Ocean Action メンバー(2021年〜現在)
・Coalition for Fisheries Transparency 設立運営理事(2022年〜現在)
・IUU Forum Japan 設立メンバー(2017年〜現在)
・Conservation Alliance for Seafood Solutions アジア初メンバー(2017年〜現在)
・内閣府 規制改革推進会議水産WG 専門委員(2017年〜2019年)
・内閣府 規制改革推進会議農林水産WG 専門委員(2019年〜2021年)
・水産庁 漁獲証明制度に関する検討会 委員(2019年〜2020年)
・水産庁 水産物流通適正化法検討会議 委員(2020年〜2021年)
・水産庁 太平洋広域漁業調整委員会 委員(2018年〜現在) 他
SeaWeb Seafood Champion Award リーダーシップ部門でチャンピオンを受賞 (2019年)
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noteでは、日々の業務や活動への思いを公開しています。https://note.com/seafoodlegacy
取締役副社長
山内 愛子
東京水産大学資源管理学科卒業。東京海洋大学大学院博士課程修了。海洋科学博士。
日本の沿岸漁業における資源管理型漁業や共同経営事例などを研究した後、WWFジャパン自然保護室に入局。持続可能な漁業・水産物の推進をテーマに国内外の行政機関や研究者、企業関係者といったステークホルダーと協働のもと水産資源および海洋保全活動を展開。2019年にシーフードレガシーに入社。国内NGO等の連携である「IUU漁業対策フォーラム」のコーディネーターを務める。
企画営業部
高橋 諒
シドニー出身。東京農業大学にて農業経済学を専攻する。フィリピンでの農業研修を経て海外とのビジネスに興味を持ち、卒業後は築地の水産専門商社に入社。入社後南米・アジア圏の天然水産物の購買や国内外多数の業態への販売を行う。現在、サステナブルシーフードとビジネスとの両立に向けて幅広い世代に水産業界に興味を持って貰える様活動中。
企画営業部
孫 凱軍(ソン カイグン)
中国出身。日本の水産・食品商社、ノルウェーのサーモンメーカー日本法人で営業としての勤務経験を持つ。水産原料の輸出入・加工・販売、現地駐在員として海外工場の加工管理などを主に経験。シーフードレガシーでは国産水産資源の利用最適化、エンドユーザー企業への働きかけによるサステナブル・シーフードの普及を目指して様々な取り組みを模索。日本の水産業には大きな可能性が秘められていると信じている。
広報・ブランディング部
有川 真理子
大学では国際環境法を専攻。以来、環境NGOやオーガニック食品会社にて広報を担当し、コミュニケーションを通じてサステナビリティを高める取り組みを行ってきた。また、自治体・企業・NGOなどのパートナーシップを通じた持続可能な消費関連の事業コーディネーターとしての経験を持つ。シーフードレガシーでは、コミュニケーションを通じて多様なセクターとのエンゲージメントを高め、持続可能で豊かな海の実現をめざす。
組織部
田嶋 史織
大学を卒業後ウェディング会社へ就職しウェディングプランナーとして従事。結婚・出産を機に事務・人事・経理・総務などのバックオフィス業務に転向。
子育てを経験しながら、「未来世代へ何か残していける仕事がしたい」という想いが強くなり転職を決意。シーフードレガシーへは2022年にジョインし、バックオフィス全般を担当。豊かな海を後世に遺していくため、組織と人を支えることで、一人でも多くの人に会社としての取り組みを知ってもらい、共感してもらえる、その一役を担いたいと考えている。
組織部経理オフィサー
杉 香苗
大学在学中より障害者の自立生活運動に携わる。重度障害当事者の日常生活介助をしながら、彼らと共に、「だれもが安心して生きられる社会」を目指し啓蒙活動・広報活動・行政との交渉等を行なってきた。出産を機に介護の現場を離れ、地元の中小企業を支える会計事務所へ入職。会計の基礎を身につけた。
より社会への貢献度を感じられる職場で働きたいと転職を決意。2023年、シーフードレガシーに入社し、経理を担当している。
プラットフォームコーディネーター 兼 副社長秘書
黒川 八千代
アメリカの大学で学び、帰国後、米系金融機関にてキャリアをスタート。その内2年間シンガポールオフィスで経験を積む。家族の帯同のため退職しブラジルへ移住。帰国後は、海外生活の中でたくさんの方々にお世話になった恩返しをしたいこと、人々の人生に影響を与えられる仕事がしたいと思い人事領域に転職。
現在は採用業務をメインに、人事に留まらず、秘書やイベントコーディネーターとして多くの企業様と関わりを持つ。2023年にシーフードレガシーのメンバーとなり、様々なバックグラウンドの方々と海外経験で培った言語(英語、スペイン語、ポルトガル語)を活かしながら関わり、秘書兼プラットフォームコーディネーターとして従事。
イベントコーディネーター
長谷川ベレア 照乃
幼少期は日本のインターナショナルスクールに通学。広告代理店や自動車関連会社での勤務を経て、国際交流NGOピースボート地球一周の船旅に日英通訳として二度乗船。その後、同船の旅行企画・実施を行う旅行会社に入社。ランドオペレーターとして、クルーズ船寄港時のオプショナルツアー企画・手配、寄港当日のオペレーションディレクターなどを担当。
現在シーフードレガシーではイベントコーディネーターとして、サステナブルシーフードに関する情報発信や人々がつながる機会をつくり、持続可能な世界を実現するために貢献していきたいと尽力する。
セクター連携推進部 チーフ
桑田 由紀子
東京大学出身。獣医師。日本財団で国内の沿岸域活性化や海洋生物に関する事業から、グローバルな持続可能性や人材育成まで、次世代に海を引き継ぐための多様な事業に従事。2019年12月より、違法・無報告・無規制(IUU)漁業の問題に取り組むコンソーシアムである「IUUフォーラムジャパン」に、国際NGOであるThe Nature Conservancyから参加していた。2024年5月からは同フォーラムのコーディネーターを務めている。
シーフードレガシーでは、このコーディネーターの役割に加え、セクター連携推進部チーフとして、日本そして世界の水産資源の持続可能性を実現する取り組みの効果を高めるために、各国政府、企業、NGOなどの連携をつくり、ファシリテーションしている。