さまざまな分野でサステナビリティの追求が高まっています。水産分野でいえば、資源管理だけをしていれば「サステナブル」を言える時代は終わりました。
一体、何にどう取り組めばいいのか。
今回、その手がかりとして、国際プラットフォームCASSの「A Vision for Seafood(水産物に関するビジョン)」を読み解きながら、今後、水産業界がめざすべき、サステナビリティについて考えます。
CASS(Conservation Alliance for Seafood Solutions ;コンサベーション・アライアンス・フォー・シーフード・ソリューションズ)は、米国を中心に水産業のサステナビリティのために活動する、130以上のNGOや企業からなるグローバル・コミュニティです。
2008年に策定した「Common Vision for Sustainable Seafood(サステナブル・シーフードのための共通ビジョン」は、北米の大手小売企業の9割以上が自社の持続可能な水産物の調達方針に採用するなど、マーケットトランスフォーメーションの加速に大きな影響をもたらしました。
2023年4月、CASSはこの「共通ビジョン」を大幅にアップデートし、社会的責任を含めたSDGsの枠組みを用いた包括的な内容に再構築。水産業のサステナビリティ追求がSDGsの14番目のゴール(海の豊かさを守ろう)だけではなく、17ある全てのゴールといかに密接に関わっているかを示す「水産物に関するビジョン」を発表しました。
本セミナーでは、CASS、そして弊社でこの最新版「水産物に関するビジョン」の策定にかかわったメンバーを交えながら、ビジョンが日本の水産関連業界、および、水産業界に投融資する金融機関にとってどのような意味を成し、日本でどのように有効活用できるのかについて考えます。
日時 |
2023年6月2日(金) 10:00-11:30 |
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参加費 | 無料 |
お申込み方法 |
こちらよりお申し込みください |
プログラム |
1. 開会/ご挨拶 花岡和佳男(株式会社シーフードレガシー) 2. 講演「サステナブル・シーフードのための共通ビジョン – その内容と策定背景(仮)」 ライアン・ビゲロ氏(CASSプロジェクトディレクター) 3. 講演「サステナブル・シーフードのための共通ビジョン – 日本視点での読み解き(仮)」 高橋 諒(株式会社シーフードレガシー 企画営業部) 4. 質疑応答・パネルディスカッション ライアン・ビゲロ氏、高橋 諒(モデレーター: 花岡 和佳男) 5. 閉会挨拶 花岡 和佳男 ◆同時通訳付き
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特 典 |
当日ご参加の上、アンケートにお答え下さったすべての方に、「持続可能性に配慮した調達方針を策定しないリスク 策定するメリット」を差し上げます
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